学期の途中に、自分の学びを振り返り、次の目標を設定する、そんなことを考えておられる先生もいらっしゃるかもしれません。
リーディング関係の本★を読んでいて、「成長を後押してくれるような目標とは?」というワークシートをつくるのに、いいなと思うものを見つけました。
そのワークシート自体はとてもシンプルです。(1)「成長を後押ししてくれる★★目標とは?」という定義が書いてあって、その下に(2)自分の目標と(3)どうして、その目標が、自分の成長を後押ししてくれるような目標となるのか、という理由を書く欄がある、それだけです。
ここから自分なりに、自分のクラスに合うように、言葉を変えたり、足したり減らしたり等のアレンジをすればいいように思います。
私は、目標設定の前に振り返りがあるといいように思うので、目標設定に入る前に、振り返りを書く欄をつくろうと考えています。
この本で紹介されている「成長を後押ししてくれる目標とは?」の定義は以下の3つ(自分なりの意訳ですみません)です。シンプルですが、考え甲斐があるように感じています。
― 現在の自分を、現在では到達できていない新しいところへ、伸ばしてくれるもの
― 意欲的に、興味も持って取り組めるもの
― 実現可能であるもの
またその下に、自分の目標を一度吟味できる欄があるのも、いいなと思いました。
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★ この本は、10月17日のRWWW便りでも紹介したSteven L. Layne著の
Igniting a Passion for Reading: Successful Strategies for Building Lifetime Readers (Stenhouse, 2009)です。この日のRWWW便りにも書いたように、子どもを読書好きにしようと著者の気持ちがヒシヒシと感じられる本です。
Igniting a Passion for Reading: Successful Strategies for Building Lifetime Readers (Stenhouse, 2009)です。この日のRWWW便りにも書いたように、子どもを読書好きにしようと著者の気持ちがヒシヒシと感じられる本です。
★★ ワークシートは31ページに載っています。使われている英語はstrong reading goalなので、「強力な」ぐらいの日本語のほうがいいのかもしれません。
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