京都橘大学の池田修さんから以下のようなメールをもらいました。
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一人WWをして、本を書いて出版しました。
料理の本を書きました。電子書籍です。
15種類の料理、エッセイ、琵琶湖の写真などの36pで、
定価は100円です。iPad、iPhoneで読むことができます。
『5分、5ステップではじめる料理
〜 包丁を持ってみようかなあと思い始めているあなたへ 〜』
やってみて実に面白かったです。
本格的な出版学習というのが、実はとっても簡単にできるのではないかと思いました。
に、簡単にまとめてみました。
報告まで。
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それへの私の返信は:
メール、ありがとうございました。
とてもおもしろい試みです。
小6、中3、高3、そして大学の卒業プロジェクトとしては、最高かも!
(入試なんかよりも、はるかにいいと思います。
何よりも、読者意識をもてるのがいいです。
いまの論文や作文では、教師以外に読む人がいないで書いているイメージでしょうから。)
並行して、ますます選書能力が問われることになり、教科書のような時代錯誤的なものを後生大事にしている時じゃないとも思いました。
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池田さんの返信は:
とてもおもしろい試みです。
小6、中3、高3、そして大学の卒業プロジェクトとしては、最高かも!
→本当にそう思います。
今の学生たち、生徒も、デジカメでアルバムを作ることは簡単にやっています。
この下地があるわけですから、さらに発展させて本を出す。
そして、正式に世に問うというのは、ありだと思います。
私の学生には、大学4年間で一冊本を書くということを課題にしたいと思うほどです。
(入試なんかよりも、はるかにいいと思います。
何よりも、読者意識をもてるのがいいです。
いまの論文や作文では、教師以外に読む人がいないで書いているイメージでしょうから。)
→げに。
いま、作文の指導で免許更新講習をしています。
いずれこれは論文にまとめますが、子どもの頃誰に向かって作文を書いていたか?と問うと一番多いのは「なんとなく先生」です。私の指導ではこれを「クラスの仲間」に設定させるのですが、これで随分と書きやすくなります。
並行して、ますます選書能力が問われることになり、教科書のような時代錯誤的なものを後生大事にしている時じゃないとも思いました。
→私も実は教科書を書いていますが(中学校国語)、実は電子教科書の肝は、児童、生徒が自分たちで自分の使う教科書を作ることにあるのではないかと考えています。
そこへの壮大な野望に向けて少しずつやっています(^^)。