2014年3月7日金曜日

1年の授業を終える方法を考える



 早いものでもう3月です。今回のRWWW便りのために、RWやWWの1年の授業をどんなふうに終えるかというアイディアを、小学校の先生に伺ってみましたところ、RWについて、以下のような考えを寄せていただきました。

 

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今年度読んだ中でいちばんのおすすめの本について紹介文を書く。それを印刷して全員で読み合う。

よりよい読み手になるために大切なことをグループで出し合い、最後に全体で共有する。

「読むこと」に関して、4月のときと比べてできるようになったこと、意識していることなどを話し合う。

「自分にとって読むとはどんなこと?」をテーマに話し合う。


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 上記以外にも思いつくものとしては、(もし年度始めにアンケートを取っていれば)似たようなアンケートを取って比較する、振り返りを書いてもらう、来年度の子どものために「RWやWWとはこんな時間」という紹介文を書いてもらう、等々が浮かびました。

 

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私自身が過去に行ったことを考えると、「作家の日」を設定して、作家としての成長を祝ったり、「読書家の日」を設定して、読んだものを振り返り、一番のおすすめを紹介したりということが多かったように思います。

 

あとは今後に役立つ情報をクラスの他の人から得て自分に応用しよう、という目的で、どんどん相手を変えてのペア・インタビューをして、そこから、全体に共有したいことを全体に共有してもらう、というのも行いました。

 

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 今回、改めて考えると、RWやWWの終わり方を考えることで、「成長を祝う」「子どもの振り返りとなる」「今後につながることを考える」「来年度の子どもに役立つ」「教師自身の教え方の振り返りになる」等、いろいろ得られることがあるように思います。

 

 ぜひ、皆さんのクラスの、RWやWWのいい終わり方を教えていただければ嬉しいです。

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