私の場合、9月から、初めてWWを受講する学習者もかなりいます。そこで、ここしばらくは初回からのミニ・レッスンの準備をしていました。
今学期は「作家ノート」を使っての学びを充実させたいと思っていますので、まずは「作家ノート」についてのミニ・レッスンの計画を立てました。
「作家ノート」とは何かを教えるために、『ライティング・ワークショップ』の共著者、フレッチャー氏が「作家ノートは孵卵器のようなもの」(4月15日のブログをご参照ください)といっているところを、引用して紹介しようと思いました。
そのあと、ドナルド・マレー氏(7月22日、7月23日他、何度かブログに登場しています)は「作家ノート」についてどう言っているのか、エイミー・バックナー氏(9月9日のプログをご参照ください)はどう言っているのか、等々、すぐれた書き手や教育者が、作家ノートについてどう言っているのか、あるいはどのように使うように言っているのか等々をいくつか集めました。
また、すぐれた教育者がどのように作家ノートを導入しているのかも知ろうと、何冊か読み直したり、拾い読みしたりしました。
もちろん、ミニ・レッスンで、自分の作家ノートも見せることにしました。
そうやって準備しているうちに、作家ノートについてのミニ・レッスンでとりあげたいことがどんどんふくらんで行きます。もちろん、一度のミニ・レッスンで抑えることは不可能です。
そこで立ち止まり、作家ノートについて準備したことを、複数回のミニ・レッスンに、順番を考えつつ割り振りを始めました。
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RWでもWWでも、一つのトピックやテーマについて一連のミニ・レッスンを、何回か連続して行うことは、よくあります。作家ノート一つとっても、いろいろな使い方がありますし、その使い方を一度のミニ・レッスンで自分のものにはなかなかできません。何度か同じトピックを、角度を変えて取り上げたり、深めていったりすることは有効な方法だと思います。
一度ぜひ聞いてみたいと思っていたのですが...
返信削除WWとRWを並行してやっている先生は、作家ノートと
読書ノートを別々につけるようにしているんでしょうか?
そうです。
返信削除前から思っていたのですが
脱単元で連続的な思考を大切にしているにもかかわらず
RWとWWでノートがちがうと思考が切れてしまいますし
その状態で継続的にやろうと思っても
より時間数がたくさん取られてしまうので
しっかり実践の土台ができている学校ならまだしも
一般公立学校でRWWWで十分に時間を確保していくにはかなりきついです
もう最初から
読む書くを分けずに
一連のワークショップとして運営していくことができないかを考えていきたいです