2015年4月3日金曜日

国語の授業(=WW&RW)の最初にしたいこと



いよいよ、来週からは新年度の授業もスタートですね。
前回は、その際、中心に位置付けられるアイス・ブレーキングの方法を紹介しましたが、導入の仕方はこのブログで過去5年近く、何度か扱ってきたテーマです。

その中でも重要度がきわめて高いものの一つが、教えることになった子どもたちのことを知ることです。「アンケート」で検索してみたら、すでにたくさんありました

https://sites.google.com/site/writingworkshopjp/teachers/kyouzai-daunrodo からは、書くことや読むことに関して年度始めにとっておくと年度の終わりと比較できるアンケート用紙がダウンロードできます。

もう一つやれることとしては、年間を通してWWないしRW(=まともな国語/役立つ国語/身につく国語)を実践するための目標を設定するために、子どもたちに4人一組になって(カッコの中はRW)、
・書くこと(読むこと)が可能にしてくれること
・作家やノンフィクション・ライターや詩人(読書家)がしていること
・そもそも、なぜ書くの(読むの)?
・「書く(読む)」ってどういうこと?
などでブレーン・ストーミングをしてもらい、それらをすべて達成することがこれからWW(ないしRW)でしていくことですと、子どもたちの期待感を高めることも大切です。
小学校でも、中・高学年になると国語の時間に期待がもてない子どもが多くなっていますから。(小学校高学年以上は、ひたすら苦役としての国語の時間という声も??)

そして、最後になりましたが、一番大切なことは、
・一人ひとりの子どもは異なる大切な存在であること
・自立した(する方向で歩み続けている)読み手/書き手/学び手/考え手/行為する人であること
を肝に銘じることだと思います。
これさえベースにあれば、すべては拓けていきます。

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