今日はそのうちの一つを紹介します。
一つは、11月30日のRWWW便りで紹介したLit2Goから、フランシス・ホジソン バーネットのThe Secret Garden(『秘密の花園』という邦題で、複数の出版社から出版されています)を聞き終わったということです。
私は今まで、いわゆるオーディオ・ブックというか、本の内容を聞いて理解するのは嫌いだと思っていました。ですから、続きを聞きたいと思い、隙間時間に少しずつ聞いて、結局最後まで聞いたことに、自分でもびっくりです。
結果として、少なくとも3つのプラスがありました。
1)聞くことの価値を発見しました。読み聞かせてもらうことは楽しいだろうとも思いました。(読み聞かせだと、聞き手の反応を見ながら、読み手が読み方を調整してくれるでしょうから、さらに楽しいだろうと思います)。The Secret Gardenでは、方言の台詞がよく出てくるのですが、その部分は文字を見ているよりも、耳で聞くほうがずっと伝わるものが多かったように思います。
2)授業に応用できることもいくつか発見しましたし、聞くことをもっと取り入れていく必要も感じました。
読むことと聞くことの違いにも、思いがいきました。今まで、聞くのが嫌いだと思っていた理由の一つは、聞くよりも読むほうが早いし、読む場合ですと、飛ばし読みをしたりなど、読み方も自由に変えられるからです。
ところが、Lit2Goのページは、画面上で読もうと思うと、けっこう細かい字で目も疲れてしまい、それで、聞いてみようと思ったのがきっかけでした。
引き続き、読むことと聞くことの違いを考えつつ、RWの中では、いつ、どんなふうに取り入れるとプラスなのかも考え続けたいと思いました。
(もちろん、それ以外にも、RWのクラスでは、自分のブック・プロジェクトとして今回の「聞くこと」も紹介して、こういう選択肢もあることも伝えられます)。
3)もちろん、話も面白かったです(2回、聞きたいとは思いませんが)。
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今回は、計画して取り組んだブック・プロジェクトではありませんでしたが、ブック・プロジェクトはやはり得るものが大きい気がします。
子どもたちの中にも、実は気付かずにブック・プロジェクトをしている子どももいるようにも思います。
「計画はしなかったけど、実は実施していたブック・プロジェクト」を考えてみるのも、面白いかもしれません。
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