小学1年生を対象にRWを実践している埼玉の小鴨さんからの報告(9月2日付)を紹介します。
今日は朝から図書室にGO!夏休みにかりていた本を返してまた2冊借りる。
おもしろいことに、1学期はいわゆる絵本を2冊借りていた子どもがほとんどだったのに今日選んだ本を見ると絵本を2冊選んだ子どはほとんどいなく、1ランクレベルが上がっている感じ。もちろん厚さの問題ではないけれど。でも不思議。夏休み中になにがおこったのか?
何人かの子どもに夏休み中の読書生活について「借りていった本は全部読んだの?」「借りた本以外にも読んだ?」「図書館に行った?」といくつかインタビューしてみると、学校から借りた本以外にも読んでいたという子がけっこういる。ある女の子に「じゃ2日に1回くらいは読めたかんじ?」と尋ねると「2日に1回というか、夜毎日読んでたよ。」
「…。」すごい。負けた(笑)
学期そんなにごりおしした覚えはないのだけれど、1学期最初と最後の保護者会で読書を大切にしたということを伝えていたことは大きかったのかな~。もしくは、1年生は伸び幅がすごいってことか。
1学期のことを思いだすと「RWやってます!」と大きい声ではいえないのですが、でも毎週月曜日の1時間目は必ず図書室に行き、その他に週2 時間程度は読む時間を確保し、選書・読み聞かせを使ってミニ・レッスン→ひたすら読む→振り返り・本の紹介みたいな感じでやってきました。
ひたすら読む時間は、最初はほとんどひらがなが読めない子を集めて質問しながら一緒に読んでいたけど、だんだんと手放して1回に3~4人程度カンファランスするところまではもっていけたかな? ちなみにほぼソロで読むことで1学期は終えました。最後に今日読んだ本の話をしたり、質問したりする時間は全体で共有。
前年に担任していた3年生みたいに「本の虫」みたいな印象は受けなかったのだけれど、それなりに子どもたちの中に自分で読む習慣みたいなのができていたということでしょうか。
おそるべしリーディング・ワークショップ。選べる本が図書室や教室にたくさんあるからな~。私自身の負担感みたいなものが限りなく少ない。
写真は1時間目を終えて解散した後。後ろに集まって読み始める子どもたちの様子が単純にかわいらしいのと、この衝動?意欲?どっからくるんだ?と、とても興味深かった一瞬。
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