子どもたちに学期に終わりにアンケートをとると、いつも一番人気はクラスメイトによる本の紹介です。そのコツを、7年生の声を中心に紹介しながら、お教えします。
10 計画が大事
「みんなの前に立つ前に、何を話したらいいか、知っていないといけない」「言いたいことを書き出しておくと助けになる(でも、棒読みはダメ!)」本のタイトル、著者、ジャンル、簡潔な要約、そして自分の感想は、不可欠の要素。でも、以下を読んでいただけると、他にもあります。
「みんなの前に立つ前に、何を話したらいいか、知っていないといけない」「言いたいことを書き出しておくと助けになる(でも、棒読みはダメ!)」本のタイトル、著者、ジャンル、簡潔な要約、そして自分の感想は、不可欠の要素。でも、以下を読んでいただけると、他にもあります。
9 最後までしっかり話す
「最後で台無しにしてしまっては、自分が紹介した本を読みたくなる人はいません」
「最後で台無しにしてしまっては、自分が紹介した本を読みたくなる人はいません」
8 しっかり聞いている人の目を見て
「いい本の紹介のポイントは、目を見て話すこと。誰の目を見ていなかったり、用意した原稿を読んだりしていては、こちらの熱意が伝わらない」
「いい本の紹介のポイントは、目を見て話すこと。誰の目を見ていなかったり、用意した原稿を読んだりしていては、こちらの熱意が伝わらない」
7 短く、楽しんでもらえる内容で
「30秒じゃ身近すぎるし、5分も話していたら、飽きちゃう。2~3分がいいところ。その中に伝えたいことを盛り込む。それだけじゃなくて、楽しんでもらえるようにする」
「30秒じゃ身近すぎるし、5分も話していたら、飽きちゃう。2~3分がいいところ。その中に伝えたいことを盛り込む。それだけじゃなくて、楽しんでもらえるようにする」
6 珍しい本を紹介する
「誰もが知っている本を紹介しても、喜ばれない」 ~ でも、たまにはそういう本でも、違う視点に気づいてもらいたいような時は例外です。
「誰もが知っている本を紹介しても、喜ばれない」 ~ でも、たまにはそういう本でも、違う視点に気づいてもらいたいような時は例外です。
5 本の一部を読むのはインパクトがある
「本を代表するような文章を短く読むことは、その本がどんな本で、どういうふうに書かれているのかを生に伝えるいい方法」
「本を代表するような文章を短く読むことは、その本がどんな本で、どういうふうに書かれているのかを生に伝えるいい方法」
4 言い過ぎないで、もったいぶって
「?マークが聞いている人たちに残った方が、本を手にとってもらえる可能性は高まる」
「?マークが聞いている人たちに残った方が、本を手にとってもらえる可能性は高まる」
3 プレゼンテーション
「聞いている人たちに受け入れられる形で表情豊かに話す」 ~ 主役は、聞く人たちで、紹介しているものではないことをわきまえる!!
「聞いている人たちに受け入れられる形で表情豊かに話す」 ~ 主役は、聞く人たちで、紹介しているものではないことをわきまえる!!
2 一冊だけでなくて、本のつながりを強調する形で、複数の本を紹介する
読み手たちは常にいい本を探しているので、関連する複数の本を紹介するとありがたがられる!
読み手たちは常にいい本を探しているので、関連する複数の本を紹介するとありがたがられる!
1 本のおもしろさが伝わるように
「その本への紹介者の思いというか、こだわりというか、本の面白さが聞き手に伝わることが、その本を読んでもらうための最大のポイント」
「その本への紹介者の思いというか、こだわりというか、本の面白さが聞き手に伝わることが、その本を読んでもらうための最大のポイント」
以上を参考にしながら、クラスの子たちが相互に本を紹介し合える時間をひんぱんに作ってください。★それが、子どもたちが読みたくなる最も効果的な動機づけになるはずです。教師よりも、教科書よりも、何よりも。
英語ですが、このクラスの子どもたちの本の紹介を張り出したものを紹介します。
https://padlet.com/katsok/ncte
https://padlet.com/katsok/ncte
★ ここで紹介されたコツは、フォーマルな紹介の仕方ですが、これらの要素の多くはインフォーマルに紹介し合う際にも当てはまるものがほとんどだと思います。その意味では、教師がしっかりモデルを示すところから繰り返し練習することで、スキルとして紹介の仕方を身につけると、ほかのプレゼンをするときに応用できるまでになります。これは、とても大切なスキルではないでしょうか?
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