この日のPLC便りには、以下のような文がありました。
>さて、成長し続けるのに欠かせないのが、いいメンターの存在です。
>メンターは、単なる先輩ではなく、自分を引き上げてくれる先輩/師匠的な存在のことです。
>もう7年前になりますが、白鳥さんとジョージア州のある教育委員会(そこは、教育委員会ぐるみでPLCを推進していました)を訪ねたとき、教員同士の挨拶に「あなたには何人のメンターがいますか?」を使っていたのでビックリしました。
「PLC便り」に書かれた上の文を読みながら、浮かんだ問いがあります。
それは「あなたには、RWやWWについて語る人が何人いますか?」という問いです。
自分の授業について、継続的に語る人や場があることは、RWやWWにも、とても大きいように思います。
まず、自分にとって、語る相手がいることで、振り返りになります。振り返ることで、さらによい方法が見えたり、反省点が見えたりします。
また、語ることで、他の人からフィードバックやいいアイディアがもらえたりもします。
『リーディング・ワークショップ』(ルーシー・カルキンズ著、新評論、2010年)の73ページに、「記憶に残るような本は、ほとんどの場合、その本について誰かと対話しているものです」という文があります。
授業もそんな気がします。特にRWやWWは、まだ日本語で読める文献も数少ないので、実践者同士が継続的に対話を通して積み重ねることが必要だと思います。
前回のRWWW便りでも、「自分の方法が、他の多くの人のを参考にして作り上げられている証です」という文がありましたが、そんなことも思い出します。
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またこのブログも、例えばコメント欄の活用など、お互いの振り返りや情報交換、そして、「自分の授業について継続的に語る人」が増えるために、なんらかの役に立てばと思います。そうするためのいいアイディアがあれば、ぜひお聞かせください。
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