今年も12月です。
この1年間の自分の読書ノートをさっと見ることで、以下に記すように、一石五鳥ぐらいの値打ちがあるように思います。
おそらく題名などを見るだけであれば、5分もあれば十分です。
その5分で、今後、育てて行きたい「種」や「芽」も見つかると思います。
1) 読書ノートで健康診断
1年を通して、もし不健康な時期があれば、それがいつだったのかが、読書ノートからよく分かります。
私にとっては、本が読めていない時期、図書館に行けていない時期、月に2,000円と決めている絵本購入ができていない時期等です。
健康維持のためにも、本と過ごす最低限の時間を確保しよう、そして、具体的にできることは?と考え始めます。
2) 読書ノートから年間計画へ
読んだ本の題名を見ていると、注文しようと思ってそのままになっていた本を思い出すこともあります。来年のミニ・レッスンにいいので使おうと思いつつも、メモすることすら忘れていた本もあります。そんなことをちょこっとメモしておくと、来年の授業もパ
ワーアップです。次年度の年間計画や、現在の年間計画の修正に役立つかもしれません。
3) 読書ノートでコミュニケーションのスタート
自分の今年のベスト3などを考えることもできます。人にお薦めしたかったのにその機会を逸した本、子どもに大人気だった本等々、発信できる情報が埋もれていると思います。それをメモしておきます。
そして時間のあるときに、そのような情報を同僚や保護者に伝えることで、新たなコミュニケーションが始まる可能性も。
4) 読書ノートで、他の人からの情報を得る
読書ノートで気付いた 3)のようなことを発信してみることで、他の人から得られることがあるかもしれません。
自分のベスト3を伝えることで、他の人も自分のベスト3を教えてくれるかもしれません。これは、自分の読むジャンルを広げてくれるかもしれません。
もし、同じ本を読んでいれば、新たな解釈を得られるかも? それで盛り上がるかも? 大人のブッククラブが始まるかも??
他の人から情報を得ることで、自分の読み手としての成長、新たな人間関係につながる可能性もありそうです。
5) 読書ノートで思い出?に浸る
読書ノートで、読んだ本の題名を見ると、「読んでよかった」本から得た思いがよ
みがえります。ちょうど楽しかった時間の写真を貼ったアルバムを見ているのと同じ
で、ちょっと嬉しくなったりもします。
→ ここで思い出に浸りすぎると5分で終了できませんが、いずれにせよ、読書ノートをさっと見直すことで得られることは、多そうです。
「読書ノート」という方法、なぜ今まで思い浮かばなかったんだろうと思うほど、いいですね。日記などは続かないタイプですが、気になった記事や表現は切り取ったり、メモしたりしていたのですが、ばらばらになってしまったりで、結局どこにいったかわからなくなってしまっていました。
返信削除翻訳の勉強を始めてからは特にこれまで以上に日本語、英語の単語や表現方法に対して敏感になり、この言い回し、うまいなぁと思ういながら立ち止まることが多くなりました。
私の場合は「表現ノート」のようなものになりそうですが、さっそく実践してみたいと思います。
コメントをありがとうございました。
返信削除いただいたコメントを拝読しながら、私も自分にとって「ばらばらになってしまったりで、結局どこにいったかわからなく」なってしまう、(読んだものについての)情報を、自分の読書ノートに書き足せないか等々を考えました。
いくつかアイディアも浮かんできたので、もう少し考えて、いつかRWWW便りに、「読書ノートを自分仕様にする」つまり、自分にとって、より使いやすいものにすることについても、書いてみたいと思いました。
考えさせてくださって、ありがとうございました。