前回、最後に紹介したマレーの具体的な修正の方法は、全部を一回でやるのではありません。
彼は、少なくとも3段階に分けてやっているそうです。★
第1段階: 書いている内容のみに焦点を当てる。これだけで、数回を要する。
第2段階: 全体の流れ・構成・順番についての検討。これも、一回のみでは終わらない。
第3段階: 従来は「校正」と呼ばれている言語事項や語句のチェック。読み手にとってわかりやすいことと、読み手の耳にやさしいことが大切なので、この段階では声を出して読むそうです。これも一度だけでなく、数回やるにこしたことはありません。
もちろん、マレーがしていたとおりを真似る必要はありません。これを参考にして自分にとってのベストの方法を編み出してください(子どもたち一人ひとりが自分のベストの方法を作り出すのをサポートしてあげてください)。
★ Donald Murray, Crafting a Life in Essay, Story, Poem、140ページ
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