2013年5月29日水曜日

読書ノート 17

 Aimee Bucknerさんの読書ノートの実践についてのすばらしい本Notebook Connectionsの連載の最終回です

135 研修会などで、受講者が一番興味を示すのは、どうやって成績を出すのか。
 ルーブリックが、ほとんど示してくれるのが、私の方法。
 2週間毎のフィードバックやカンファランスなども、成績には現れない本当の意味での「評価」としては、子どもたちの学び(読む力)の向上には役立っている。成績は出したところで、何の役にも立たないのに対して。

136 親も、何が求められているのかがルーブリックを通して明らかなので、そして定期的な読書ノートへの教師のフィードバックを通じて形成的な評価を見ているので、総括的な評価(=成績)が出されたときには驚かない。子ども自身の自己評価も頻繁に見ているし。

 大切な一貫性。ある時のAは、別な時のA。ある子の読書ノートのAは、別の子の読書ノートのA。それがBになってしまってはまずい。

 評価が悪いイメージを持っているのは、もったいないこと。学びを促進してくれる最も効果的なものなのに。それは、これまでの捉え方、やられ方がまずかったから。それを転換するときに来ている。それには、やられ方を変えるのが一番。生徒や親までも巻き込んでいく。「自立した学び手」を育てたいのなら、自己評価を核に据える以外にいい方法はない。自己評価なしに、「自立した学び手」は不可能なんだから。
上に書いたことは、学び手側の学び方を常に修正・改善する効用だが、もう一方で、評価は教師サイドの教え方を常に修正・改善するという大きな効用もある。評価なしで(これまでのやり方=テストで)は、その可能性を葬り去っていたわけである。毎年同じことをするしか選択肢がなかった。

137 常に学び続けている。本を読んでも、その通りにはやっていない。自分流にアレンジして使っている。この本の読者にも、ぜひそうして欲しい。
 書くのがうまい子は、よく読んでいることを私たちは知っている。読むことは、書き手にとってリサーチすることと位置づけられる。よく書くためには読むしかない。


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