2013年5月15日水曜日

読書ノート 12

●登場人物の分析
99 特定の(話し合うのに価値がある)人物を表わす「ことば」を出し合う
 出し合った中から一つを選んで、その人物について読書ノートに書かせる
 この方法は、扱った本の中の他の登場人物にも、他の本の登場人物にもできる!!

101 もし、その人がそういう特徴をもっているなら、次にどんなことをするか推測して書いてみる
 人物に関して予想できることを書くように促す。

●登場人物の関係
102 作家は、何の意味もなく人物を登場させることはない。(映画の中のエキストラのような存在はない)
  そして、登場人物たちは何らかの関係をもっている
  
  必ず使う本と、常に新しいのを探して紹介することとの2本立てが効果的

104 登場人物の関係を図で表わす。(関係と各自の特徴を) ~ そうすることで本の登場人物の全体像が一目で見える
 この方法は、とても効果的で、個人で読んでいる本でも多くの子どもがやりだした。 ~ 結構、大々的に宣伝している映画などでは、こういうのをサイトに載せてわかりやすくしている例が多い。

105 WWとの関連: 物語を書くときに、この関係図を書くことからはじめると、登場人物の特徴や関係をはっきりさせることができる。登場しなくてもいい人がたくさん見つかる場合も。

 自分がブッククラブをするときは、誰かが言ったことが自分の考えを深めたり、広めたり、場合によっては修正したりして、そのことを書き出すことが結構ある。
 子どもたちは、これを自然にはやってくれない。でも価値あることなので、何とかしてもらう方法はないかと考え続けている。それをするためのこちらからの投げかけをせずに。

106 効果的な読み方★が定着すると、「何を考えているの?」と聞くだけで、子どもたちは答えてくれるようになる。効果的な読み方を使いこなして読むことが習慣になっている。
107 そうなると、私の役割は子どもたちが言うことをよく聞いて、さらに子どもたちの思考を発展させる問いかけをすることになる。 ← もちろん、これも子ども同士でできるようにもっていくのが理想!!
 理想は、大人のブッククラブでのやりとり、およびその後に引きずって考え続けることを子どもたちができるようになること(そのプロセスで、必要なことをメモするようになることも)

 その意味で、考えていることのモデルを見せることは、とても大切。
     考え聞かせの形で
     メモをとる形で

108 みんなで読んでいる本の登場人物の関係について、読書ノートに書き出させる(関係図ももちろん使っていい)
 事前に用意してある(指導書に書いてある)質問は、子どもたちが何を考えようが、考えていまいが、やることが決まっている質問。それに対して、ここで私が投げかけたのはあくまでも子どもたちのやりとり(思考)を一歩前進するための質問。この違いは大きい。前者は、教師があらかじめ決めたシナリオどおりに(レールの上を)進めるだけ。子どもが何を考えようがおかまいなし。
110 実際に、子どもが書いた/描いた例が紹介されている

111 自ら自問自答できるようにすることが目的。教師に尋ねられたからではなく。
     これについて自分はどう考えるのか?
     これは自分とどういうかかわりがあるのか?
     他に関連することや知りたいことは何か?
 このように考えられるようになると、作家ノートの題材もドンドン増えていく!!


★ 効果的な読み方については、『「読む力」はこうしてつける』のパート2で詳しく紹介されています。

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