2011年11月18日金曜日

朝読とRWの比較

今回は、とても基本的なことを・・・朝の読書の時間(以下、朝読)を実施している学校は少なくありません。

 あなたは、どれほどの価値を見出していますか?
 それとも、無駄な時間と思っていますか?
 そもそも何のためにしているのか、ご存知ですか?
 その目的のための方法として適切であるか考えたことはありますか?

 朝読の効果(いい点)と問題点(悪い点)を、ぜひ書き出してみてください。(書き出したものは、下のコメント欄に書き込むか、pro.workshop@gmail.comにぜひお送りください。)

 本来は、それをしっかり出して、問題点が効果を上回るのを確かめた上で実践すべきなのですが・・・、なんと言っても、学校で一番欠落しているものの一つが時間ですから。

 参考までに、朝読とRWを比較した表を見つけたので、以下に紹介します。(表をクリックすると、拡大します。)

2 件のコメント:

  1. 私は北海道の朝読書の草分けの一人を自認しています。

    朝読書導入は、落ち着かない生活習慣を朝の静けさからスタートさせるために導入しました。林公さんが明確に著書で語っておられる通り「生徒指導」のための導入でした。

    読書習慣は副次的にはある程度つきます。休み時間に本を読む生徒なども増えます。

    しかし、読む本の内容についての高まりは限定的です。また、読み方も身に付きにくいです。
    つまり、読書指導という観点から、この手法に期待をかけるのは、目的・ねらいが違うと考えます。

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  2. 石川さんからのコメントにあったように、朝読書は最初から読書指導を目的にしていたのではなく、「生徒指導」が目的です。副次的効果として本を読むことが好きになる子が、何%かは増えることも証明されています。

    しかし、もともと日本に導入した人が参考にしたのはSustained Silent Reading(静かに継続して読む)という方法でした。それには「生徒指導」という観点はまったくありません。日本に紹介され、そして普及される過程ですり替え(?)というか、日本の状況にあった転換が図られたということになります。

    もう5年以上前のことですが、私の友人でオーストラリアの教育庁に務めていた人が来日し、学校を数校訪ねました。どこでも朝読書をやっていたのを見て、「あれは教育活動ではない。なんで、あんなバカなことをどこの学校でもやっているのか!」と私に怒っていたのを思い出します。私も、「読む力をつけるため」などとは答えられるはずもなく、「子どもたちを落ち着かせて、勉強に取り組みやすいようにしている」と答えました。「そのためなら、あんなことをする必要も、あんなに時間を掛ける必要もない」と怒りは一層加速してしまいました。

    導入した人たちは、一石二鳥をねらっていたのかもしれませんが、今となってはどちらも得られていないのかも?

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