2016年8月5日金曜日

書くことの日常化


 先週の書き込みとの関連で、一緒に『読書家の時間』を書いた都丸さんのブログから紹介します。

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『文章のみがき方』(辰野和男、岩波新書) にこんなことが書いてあった。
「日々、たゆまずに書く。そのうちにはきっとあなた自身の文章が形をなしてゆくはずです。毎日の素振りをせず、いくら野球の解説書を読んでも、野球がうまくなるはずはありません。日記は、野球でいう素振りでしょう。」 7ページより引用

「毎日書く」ことが大切だと思い、20111219日から日記を書き始めた。
2016
7月現在まで続いているので、書き続けることの効果もそれなりに実感している。
その日の欄をうめなくてはならないという義務感も少々。

日記に何を書いているかというと

・仕事のこと(進捗状況やふり返りなど)
・その日に発見したこと
・食べた物
・旅行の記録
・体重
・自分にとって大切な情報
・読んだ本/読みたい本
・失敗談(次にどう生かすか)
・感謝の言葉
・買った物
・家族のこと
・大切だと思った言葉
・野球やスキーのこと(趣味)
・作文教育と読書教育のこと
・社会の出来事

実感している日記の効果
・体重のコントロールができるようになった。
・「書くこと」への抵抗感が大幅に少なくなった。
 (小学生の頃は作文大嫌い、読書大好きな子どもであった。)
・読み返すことで、新たな気付きを得ることがある。
・「締め切りギリギリの働き方」が改善された(計画的に働けるようになった)
・自分の成長に気付き、前向きな気持ちになれる。
・自分を励ます格言集ができる。

先日、日記を読み返していたら「書くことの日常化」に関する大切なメモを発見。
「書くことの日常化」は自分自身にとても役立っている。

Nobody has time to write, but writers find the time to write.
Never a day without a line. The writing muscle must be exercised.
・大きな原稿は小さく区切って書く。
・「1日400字は書く」と決める。
・下書きと友達になる。
Writing is not apart from living.
You won't know what you have to say until you write.
Writing comes from paying attention.

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実感している日記の効果」を中心に、上を読んだら、「書くことの日常化」はとても大切なことと思えてきましたか?★

ちなみに、都丸さんは日記とアイディア用ノート(=作家ノート)の両方を書いています。

日記用とアイディア用ノートを常に持ち歩いています。日記のほうがよく読み直すので、大切だと判断したことはなるべく日記ノートに書くようにしています。日記ノートは、見開きの左側が1週間の記録、右側がメモできるページになっています。
日記は、その日の枠が決まっているので、書くべきことを選んで短く書く。
作家ノートは、アイディアや引用したい文章などを制限なく書く。最近だと短歌にはまっているので、短歌になりそうな気付きや短歌の下書きを書くことにも使っています。



★ そういう私も、15~30歳までの15年間、日記を毎日書き続けた経験があります。それ以降は、アイディア・ノートに切り替わりました。ここ7~8年ぐらいは、それもパソコンに転換しています。媒体が変わることは、イコール目的も変わっています。


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