2012度の子どもたちに、WWやRWの評価はしてもらいましたか?
それをするかしないかでは、新年度の実践がまったく違ったものになります。(毎年、同じことを繰り返していては、子どもたちにとってはもちろん、自分にとってもよくありませんから、ぜひ来年度の最後には忘れないでください。★)
それは、読書ノートや作家ノートに、
・読むこと/書くことについて間違っていないこと(=正しいこと?)
・自分の読み手/書き手としての歴史を書いてもらう
といったテーマ★★★で書いてもらう極めて単純な方法です。
この方法なら、一人ひとりの個性が丸出しになります。書きたいことが書けるわけですから。(あるいは、書けないこともモロに明らかになってしまいます。)アンケートなどと比べて、統計はとれなくなりますが、より大切なのは読み手や書き手としての一人ひとりの子どもたちですから、得られる情報量は比べ物になりません。
早速、新年度のはじめに試してみてください。
この方法は、子どもたちにとっても自分が書けることが、時を追うごとに変わっていくのが実感できる方法でもあります。単に、数字が2から3に変わっただけでなく。
さらには、教師だけが子どもたちが書いたものを見るのも、もったいないです。子どもたち同士で共有し合えれば(必ずしも、読みあう必要はない!)、相互に得られるものは計り知れません。 テーマ★★★を変えて結構ひんぱんにトライしてみてください。(やってみた方は、ぜひ報告をお待ちします!)
★ 評価は、成長する=学びを促進するためにあるんであって、成績をつけるためにあるのではありません。評価=成績という考え方は、単に時間の無駄です。「時すでに遅し」というか、それをもらったからといって、何も修正・改善ができないのでは意味がありませんから。 その意味では、このアンケートやインタビューも年度当初と年度最後にやるだけでなく、ぜひ学期末など適当なタイミングを見計らって、数回行ってください。
★★ Notebook Connections
(Aimee Buckner著)の17と27ページ。
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