レッスン5: 考えるコツ
180 考えるコツは、良い問=不思議だな~や謎をもつこと
いかに「謎」(問)を育てるかが大切!!
181 一番大事なのは、謎を自分の心に銘記して、常になぜだろう、どうしてだろうと思い続ける。思い続けて謎を明確化、意識化することです。そのためには、自分のなかに他者を作って、そのもう一人の自分に謎を突きつけていく必要があります。
普通の意味で他者といえば、世間のことですね。ところが、世間を相手にしてはならない。なぜかといえば、世間は謎を意識しないからです。そんなことにいちいちこだわっていると成り立っていかないから、もっぱら流行に従って暮す。それが世間というものなんですね。 ← 世間は考えない。流されるだけ!!
183 なぜそうなったかと言えば、世間というものが実に臆病だからですね。
しかも、世間は非常に付和雷同型です。自分にしっかりとした考えがなく、他人の言動にすぐ同調すること ← 阿部謹也さんの世間論に通じる部分
翻訳劇はくだらないの大合唱。ちょっと考えれば、創作劇も翻訳劇も、両方が大事なのはわかることなのに。 ← 教育も同じ。日本式にこだわり続ける。たいした実践もないのに。すぐになびきやすい。自分がないから。考えないから。誰かに考えてもらうというか、指示されるのに慣れきっているから。ある意味では、それの練習の場というか、洗脳される場としての学校。
日本文化は臆病と付和雷同とをくっつけたようなところがあります。その中でものを考えるのは、たいへんむずかしい。 ← みんなが考えない理由がここにあった。流されて、仕事をしているつもりになれていた方が、はるかに楽。 考え始めたら、それを実現できない(一歩も踏み出し始めない)自分に気がつくだけだから。考えない方が楽!!
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