2015年10月30日金曜日

カンファランスと『南国港町おばちゃん信金』



南国港町おばちゃん信金』という一風変わったタイトルのいい本を紹介します。

著者の原康子さんが、南インドのスラム街で培った国際協力のあり方(本当に役立つ支援の仕方)をまとめたものです。
これの応用範囲はとても広い! と思って読みました。
もちろん、草の根の海外協力に役立つことは言うまでもありませんが、国内の地域(コミュニティ)づくり、組織づくり(組織改善)、学級経営、共同プロジェクトの実施などなど。

この本のエキスが、「援助をしない技術」の10のステップとしてまとめられているので(185~7ページ)紹介します。
 アプローチが何かに似ていると思いませんか?



そうです。リーディング・ワークショップ(RW)やライティング・ワークショップ(WW)のカンファランスです。
逆に言えば、カンファランスはこういう仕事をするのにそのまま応用できるということです。教師が読書家の時間や作家の時間でいいモデルを見せ続けることで、そして子どもたちにピア・カンファランスをさせることで。
RWやWWでは、そういう極めて価値の高いことに日々取り組んでいるのです。

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