2018年6月22日金曜日

さよなら成績さん、こんにちは成長さん



新刊情報です。

成績をハックする ~ 評価を学びにいかす10の方法  スター・サックシュタイン著


以下は、著者の「まえがき」より掲載します。
日本の多くの教師が抱えている悩み、不満、あるいは想いや期待と似ていないでしょうか?

私たち教師は、ストレスを抱えています。通知表を書くときはいつも、怒りに近いフラストレーションも感じます。個々の生徒の学びは同じでないことを示しつつ、数字や文字で表される成績で学んだことをどうやって知らせることができるというのでしょうか! 平均点だけで実際に学んだことを表すことはできません。生徒たちも、多様な理由で、「B」という成績を取ることができます。優秀なのに学ぼうとしない生徒と、出来はあまりよくないが学びを持続できた生徒とが同じ成績を修めることもあります。あるいは、学期の初めはいいスタートを切ったのに、終わりが悲惨だった生徒と同じ成績かもしれません。不幸にも、通知表のたった一つの数字や文字で表される成績は、あまりにもたくさんの重要な情報を伝えようとしています。
成績処理の期間が終わろうとする時はいつも、意味のある形で生徒を評価するのに私は苦労します。そして、制度が私にさせていることに対してますます不満を募らせることになります。何かが変わらなければなりません! たとえ、生徒たちがその事実を知らなかったとしても、私は彼らに害を与えているのです。
 評価は、双方向のやり取りでなければなりません。そして、生徒が知っていること、できること、まだ(これから)やらなければいけないことについて、生徒自身の理解を促進する一つの物語でなければなりません。さらに、「自分自身で改善できる」「自分の成長を自分で実感する」方法をもてるようになることも重要です。
 2年ほど前から、私は成績をなくすことに取り組み始めました。最初は、選択科目の一つで試してみました。それは、卒業するのに不可欠なコースではなかったので、試してみるには好都合でした。私自身がまだ成績なしの授業に関して初級レベルの知識しかもっていなかったにもかかわらず、生徒たちの反応はとても肯定的だったので、2年目は正式にやることにしました。年度当初から動くことにしたのです。多少混乱することは予想されましたが、進む過程で改善していくことで対処しようと思いました。★ 新学期が始まる前の夏休みの間に校長の許可を得て、私は早速保護者に手紙を書き、生徒が教室に現れたときは、早速「学ぶこと」について話し始めました。
 私は、慣例にとらわれないプログラムを実施しているニューヨーク・シティーにある小さな高校の国語教師です。私が成績なしのクラスを実験し始めた年に、私が担当していたのは5つの授業でした(合計の生徒数は、152人)。・・・(続く)

★ この発想なくして、物事をよくしていくことはできるでしょうか! そして、このように考え行動することこそが「ハック(巧妙に改造し続けること)」の神髄です。

そうなんです、この本は自分がおかしいと思ったことに果敢に挑戦した先生の実践記録です。とても刺激的なので、ぜひご一読を! と同時に、成績は最後だけですが、意味のある成績をつけるためにも、評価は、授業がはじまる前、そして間(場合によって教え終わっても)継続するのが大切であることが、この本を通して分かります。
また、協力者として下訳段階で原稿を読んでくれた先生の中には、成績以外にも、すぐにでも実践できるアイディアが満載、と言った人もいました。(私たちは、そこに書かれているものを読むのではなくて、自分が「読みたいもの」や「読めるもの」を読むのだと、改めて再確認した次第です! 協力者によって、あまりにも反応が違いすぎだったのです。)

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