2013年8月23日金曜日

RW と WWを説明するには?

  RWとWWが、短時間で、うまく説明できなくて困っています。

  特に、RWにもWWにも特に興味がなく、しかも実践しやすい環境にいるとは思えない人に対して、RWは説明がしにくいです。

  皆さんでしたら、どう説明されますか? 接点のまったくない中で、「書く題材、読む題材の選択が大切です」と言っても、「はあ?」だと思います。特にRWは、本もそろっていない中でそんなことを言われても、しらけてしまうと思います。

「ミニ・レッスン → ひたすら読む(書く)時間 →共有の時間」という1時間の流れの枠組みも従来の時間の使い方と大きく違うし、「教師の役割」、「カンファランス」、「評価」なども、先生によっては、180度考え方を変える必要のある異次元の世界かもしれません。

  どこから何をどう説明すれば、もしかすると接点を見出してもらえるものがあるのだろうか? とも考えます。

  なかなかうまくいかない中で、自分なりに現時点で整理できてきたことは、次の三つです。

 1)私たちが、本当に読むとき、本当に書くときに行っているプロセスをしっかり自覚して、それが授業でできるようにする。そのために、モデルを示したり、段階を追ってできるようにしたりする。

→ そのプロセスをできるだけ体験してもらう。

 2)RWやWWは、子どもたちが、上のようなプロセスを行えるような環境のなかで、その行っている過程で関わって教えることでもある。

 3)教師が選択したものの中での選択。

→ これは注意しないと、RWやWWの力を損なってしまう可能性もあります。自分で選んだ(読む・書く)題材だから、時間もエネルギーもかけたいと思えます。また、いろいろな可能性をもっている子どもたちを、教師の枠だけに押し込めるのは、子どもに失礼かもしれません。

  しかし、特に、最初の段階は、教師が厳選したものの中から、子どもたちが選ぶことにも価値があると思います。

  いつも教師が選択したものの中からだと、自転車を補助輪つきで乗っているようなものですから、もちろん、補助輪を外していくことを意識することは極めて大切です。

  みなさんでしたら、RWやWWは、どのように説明されますか? 興味のない先生には、どのあたりに接点になるかもしれない点、興味を持ってもらえるかもしれない点があると思われますか?

0 件のコメント:

コメントを投稿