2013年7月5日金曜日

RWやWWに取り組んでから変わったこと・戻りそうになること

   WWに取り組んでおられる先生が、WWをしていると、子どもにかける言葉の性質が変わる、というようなことをおっしゃっていました。

 「たしかに」と思います。

 RWWWに取り組んでから、変わったことは? と考えると、「声かけ」の言葉以外にもいろいろあるように思います。

 「読むことを教えること」で、私にとって変わったことの一つは「授業の準備」です。

 「もっといい詩がないだろうか」、「この作家はどうだろうか」、「インターネットで使えるものは?」等々、教材さがしの時間が随分増えました。

 そして、隙間時間に教材さがしを兼ねての本等を読むことも定着し、それはほとんど楽しみの域に入っています。自分の読書ノートを見ても、RWに取り組まなければ絶対に読まなかったであろう本が並んでいますので、これは、私には「変化の定着」が見られる点ですし、嬉しい楽しい変化でもあります。

 暗記を強いる時間や暗記したことの採点に割く時間もなくなりました。

 しかし、WWで作文を読んでいると、(私の場合は英語を教えているので)ついつい英語の間違いを指摘してあげないといけない、と思ってしまうこともありますし、読むことに停滞している学習者を見ると、問題点を把握して解決や読み方を教えるよりさきに、正解を説明したくなることもあります。

 つまり、「あまり変わっていないなあ」、「これって以前の悪いパターンに戻っている」と思う点も、けっこうあるということです。それは、私の場合は「教師がどこまで、何を教えるのか」という葛藤?に関わっていることが多いです。

 RWWWで変わったこと(嬉しいこと、嬉しくないこと?ももしあれば)、変わっていないこと、戻ってしまうこと(葛藤)なども、一度、書き出してみると、今学期のいい振り返りになりそうな気がします。


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