前回に引き続きWilliam ZinsserのOn Writing Wellの紹介です。今回は、パート2の「方法」。(左の数字は、ページ数です。)
50 書くことを学ぶには、書くしかない! ひんぱんに書く。
たとえば、記者は新聞社で毎日2~3の記事を載るか載らないかは別にして、書いていれば半年で自然にうまくなる。 → 教訓: 毎日たくさん書く。
書くことは、問題解決。
どこから情報を得るのか、それらをどう構成するのか等。
書く姿勢, トーン(調子), スタイル(文体)をどう決めるのか。
51 3つの大きな選択:
・ 一人称か三人称か
・ 現在形か過去形か
・ ムードや調子
52 書き始める前に問うべき質問:
・ どのような立場で書くのか?
・ 人称と時制?
・ どのようなスタイル?
・ 書く姿勢は?(たとえば、のめり込んで?切り離なして?批判的?皮肉的?おもしろがって?)
・ どのくらいの量で書くのか?
・ 自分が言いたいことは何か?
最後の2つが特に大事。切り落とすこと!!
読み手は、こちらの意気込みをすぐに読み取ってしまう。
それを自分が失わないレベルに押さえることが大切。
2つでも、5つでもなく、1つだけ言いたいことが伝わればそれでいい。
53 計画/構想の奴隷になってはダメ!
ムードやスタイルが一貫しているように修正する。
54 記事で一番大切なのは、書き出しの文章。
55 「これを読むことで何が得られるのか?」に答えてあげないと。
その際、ユーモアや驚きは、大切な要素。
58 通常考えつかないような情報源を活用する(常に広く情報収集する)
63 書き終わりは、書きはじめと同じレベルで大切。
はじめ ~ 中 ~ 終わり にこだわらないことの大切さ!!
66 驚きこそが、ノンフィクションで一番大切。
79 パラグラフは短く。作品はビジュアルに。見てくれが大切。読みたくなるように見えないといけない。
83 読み直しがすべて!
84 書くことがプロセスと思えないうちは、よく書けないということ。
修正は、変形する(順番を変えたり、強弱をつけたり)、切り詰める、洗練する、の3つで構成されている。
86 声を出して読む。響きが大切。
91 読み手にも参加してもらうために、書きすぎない/説明しすぎない。
自分の情熱/感動に従えばいい。必ず伝播する。
これからどう文章を修正したり下書きしたりすればいいのかとてっも勉強になりました!
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