いまから医者になろうというわけではないのですが・・・
『医者は現場でどう考えるか』ジェローム・グループマン著、石風社
数字はページ数です。
前回と同じように、医師はそのまま教師に置き換えられます。
今回はカンファランスに参考になります。(もちろん、いい医者を探す際の基準としても。)
14 時間の確保こそが大切
15 言葉とパートナーとしての接し方が大切
16 観察することの大切さ
17 「私はあなたの物語を聞きたい、あなた自身の言葉で」
それまでにたくさん見てきた医師たちの言葉ではなく。
22 患者の言葉をよく聞けば患者が診断そのものを教えてくれる。
患者の物語から離れてしまったら、もはや真の医者とはいえない
医者がどう考えるかは、まず、医師がどう話しどう聞くかによってわかる。また、口から発せられて耳に入る言葉の他に、患者および自分自身の表情、姿勢、動作など、ボディ・ランゲージという非言語コミュニケーションに対する医師の注意の払い方からも、考え方がわかる。
医師の目前にある医学的な謎を解くには、患者が自由に話すことが必要である。患者が怯えていたり、話しを途中で切られたり、偏った方向に会話が仕向けれると、医師には重要なことが伝わらないかもしれない。
23 「医師の質問の仕方が、患者の答えを構築する」
自由に答えられる質問の利点は、医師が新しい情報を得る可能性を最大限にすることだ。 患者に本当に関心がある、と患者に感じさせること。 ← ラポート
「医師は患者の感情に対応しなければならないのです」
46 認識と感情のバランス
感情というものがどれほど理解力と判断力、そして行動と反応に強い影響を及ぼすかについて、当時の私たちは気づかなかった。
62 ヒーラー(癒す人) ⇔ タクティシャン(策を講じる人)・テクニシャン
87 患者からの質問こそが大切
患者が質問できることこそが大切
第10章 病でなく人を治療する ← WWは、作品ではなく書き手を育てる/RWは、解釈ではなく読み手を育てる
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