2013年8月9日金曜日

教師の振り返りの項目(その2)~本物の導入~

 7月26日のRWWW便りに引き続き、RWやWWを行っている先生が自分の授業を振り返るときの、振り返りのための項目を考えています。

 前回は、「答えが一つ」と「答えは無限大」のバランスを取りつつも、両方とも教えていましたか? でした。

 今回は、二つ目の項目として、「本物を(ふんだんに)導入していましたか?」 です。

 具体的には二つ。一つは扱う教材の中に、本物に触れる機会がふんだんにあったかどうか。これは読むことにおいて教科書以外のものをたくさん読んだというだけでなく、書くことにおいても、本当の作家の書いたものから学べたのかという点も含みます。もちろんメンター・テキストも。

 もう一つは、読み書きのプロセスの中に、実際に私たちが読み書きをするときに行っていることを行うスペースがあったのか、です。本物の読み書きのプロセスだったのか?ということです。

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 最近、RWやWWが何かということを伝えることの難しさを感じます。「本当に読み書きするときに行っていることを、授業の中にもってくる」という項目も、「RWWWとは何か?」ということを伝える一つの指標なのかも、とも思います。

 そんなことを考えつつ、今回の項目を考えました。

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