◆ 今年の「WW便り」は、これで最後です。
テーマは、「実践に磨きをかける方法」にしました。(「一年の計は、元旦にあり」に活かしていただくために?)
それを図化すると、以下のようになります。
(図をクリックすると、拡大して見られます。)
1 WWの実践に磨きをかけるなら、何よりもWWの時間を確保する必要があります。
子どもたちが作家(本物の作家)になる体験を通して学ぶので、最低でも週2時間の確保が不可欠です。それは、教師の志気を維持するのにも必要です。
0 もちろん、その前段としては、自分がWW関連の本を読んだり、自ら体験して、WWの効果を納得した上で、時間の確保も含めて実践に取り組む「踏ん切り」が必要です。
2 WWが、従来の単元学習などと違うところは、試行錯誤を年間を通してやれることです。その分、教師の学びも、子どもたちの学びも多くなります。
それは、記録を取るかどうかは保留するにしても、振り返ることで可能になります。振り返らないかぎりは、よりよい実践をすることはできませんから。(振り返りのさまざまな仕方については、『「考える力」はこうしてつける』を参照してください。)
なお、振り返りの過程に、子どもたちを巻き込むと、「自立した書き手」「自立した学び手」「自己評価できる学び手」に子どもたちを育てていくためにも大きく貢献します。
3 日本の場合は、まだWWの実践者が自分の実践を紹介する本もブログも少ないですが、英語ではすごい数あるので、それらをチェックすることで、継続的な情報収集は可能です! 英語勉強にもなりますから、一石二鳥??です。
4 もちろん、実践の記録を取って、他の実践者や「大切な友だち」からフィードバックが得られると、実践のレベルはさらにアップしますし、と同時に他の実践者にも大きく貢献することができます。
極めてシンプルかつパワフルな方法なので、まだ実行されていない方は、ぜひ1+2+4に挑戦してみてください。
★ 自分の実践をよりよくするために、上に紹介した方法以外に試みられている方がいたら、ぜひ教えてください。お願いします。
以上、教師のWWの実践の磨き方として紹介したことは、他の教科でも同じように使えますし、子どもたちが書くことを含めて何を学ぶ際にも使えると思います。
◆ 来年は1月7日から再スタートします。
よいお年をお迎えください。
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