おさらいです ~ 基本的には、作家のサイクルを回し続けることでいいのですが、若干のバリエーションとして。
もうWW(ライティング・ワークショップ)を実践している方は、当たり前になっている項目が多いと思いますが、まだやられていないのがあったら、ぜひ挑戦してください。
① 対象と目的を設定して書く
② 教師がモデルを示す ~ 考え聞かせをしながら
③ 一緒に練習する shared writing
④ 必要のある子は、教師がフィードバックしながら書く guided practice
⑤ そして何よりも大切なひたすら書く時間をたくさんとる ~ カンファランスで、よりよい文章に。
⑥ 多様な出版・発表の機会を提供する
家で書かせるのは、④までしっかりできていないと、時間な無駄/マイナスの効果になる可能性もあります。
以上のリストから、RW(リーディング・ワークショップ)の影響が色濃く見えます。
もともとは、WWがあまりにも効果的なので、それを真似する形で始まったのがRWだたのですが、読みに特有なものがあると思って、独自の方法を開発したわけですが(shared readingやguided readingなど)、今度は、それらをWWに応用したのが③や④というわけです。
その意味でも、WWとRWは両方並行して実践するのが効果的なんだと思います。
上記のリストに含まれていないのが、ブッククラブを転用した「作家クラブ」です。
これは、ここ数年盛んに行われるようになって来ました。
読むときは、ペア読書、読書パートナー、そしてブッククラブなど2人以上で読むチャンスが結構あるのに、書くときはひたすら一人というのはまずいということで。
まさに、ブッククラブを書くことに応用した方法だと思ってくれていいのですが、詳しくは、過去数回の記事を参照してください。
★ おまけ: 「書くこと=考えること、学ぶこと」なのですが、どうも一般的にはそうは捉えられていないようです。国語でもそうですが、他教科では一層!! 「書くこと=考えること、学ぶこと」を実現するには、以下のような理解が必要です。
・ 書くのは直線的ではなく、行ったり来たりで柔軟である
・ 何を書くのか自分で決める。書く理由が明確にある
・ 話すことが書くプロセスに位置づけられている
・ 継続的にかつ頻繁に書く時間が提供されている
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