114 「一冊の本」はありえない。
孤立した一冊の本ではなく、「本の世界」というものと向き合う、その中に入る。本との付き合いは、これが大切なんです。 ← まさに、リーディング・ワークショップのアプローチ!!
芥川龍之介の短篇集の広がり ~ 師である夏目漱石、森鴎外、アナトール・フランスの書いたものとつながっている。『侏儒の言葉』はアフォリズム集ですから、萩原朔太郎のアフォリズムとか、ニーチェのアフォリズムといったものとのつながりもある。
~117にかけて、他のつながりの例の紹介 (要するに、たくさんの本の紹介)
117 書評を読むと、本選びのカンがわかります。
118 書評を書いた人の本を読む。ひいき筋の書評家を持つことですね。 ~ 書評と読書感想文の大きなギャップ!! まだ「紹介文」の方が近いのでは? ぜひ、できるだけ早く読書感想文を葬り去ることを祈っています!
119 学者の本というと、「むずかしそうだ」と怖じ気ついてしまうけれど、これは何と言っても読むべきです。なにしろ彼らは、優秀な人はうんと優秀だし、一生それ専門で勉強してるから良くできる。
→「経子史要覧(荻生徂徠)」 「ソクラテス以前以後(コーンフォード)」
121 小説 と 逸話
123 批評、回想録、自伝、伝記、インタビューも参考になる 多様なジャンル
→ 『生涯を通じての関心』(ゴンブリッチ) 日本語には訳されていない??
124 レヴィ=ストロースのピカソ評 = 偉い学者が自分の学問の範疇からちょっと離れたところでものを言うと、まったく新しいものの見方をつかまえることがあるんですね。
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