6月1日以来続いている「作家クラブ」に関する書き込みを続けます。
リーディング・ワークショップ(RW)は、ライティング・ワークショップ(WW)があまりにも書く領域で成功していたので、それを読むことに応用する形でスタートしました。
ブッククラブ的な要素は、WWの中には含まれていませんでしたが、読む時は一人だけで読むのではなく、複数で読んだほうが効果的ということで、ブッククラブやペア読書(あるいは読書パートナー)が実践されていました。
今度は、それらの成功を踏まえて、WWの中に取り込んだのが作家クラブです。
ブッククラブと作家クラブの比較が、私が以前に翻訳したことのある『ペアレント・プロジェクト』★の著者であるジェイムズ・ボパット氏のWriting Circlesというタイトルの本の表紙の裏側に掲載されているので紹介します。(表をクリックすると、拡大して見られます。)
★ 『ペアレント・プロジェクト』は、親の世代がWWやRWを体験していないので、それらについて知ってもらうために開発された保護者対象のプログラムです。WWとRWの要素をふんだんに使いながら、親たちに出会いと学びの場を提供しています。機能しているとは言い難いPTAの研修を、これに転換するだけで、学びのコミュニティが出来上がっていきます。(結果的には、教師の教え方まで転換する可能性も。)
また、「大人対象の研修はこうすればいいのか!」と眼を開かれる内容でもあります。
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